牧草をやっている人には申し訳ないが雨がほしい。
放牧地も草の無いところは、土埃が舞うほど乾燥し
てしまっており、馬たちの爪も欠けたりしている。
残りの当歳馬3頭も離乳。
1歳馬の引き渡しとなる11月上旬まで頭数が一番
多くなり、馬房も増えて掃除が大変な時期です。
寝わらもエサも増えますしね。
さて、売り馬について電話で問い合わせが来ることも
多くあります。まず聞かれるのが「体高」(地面からき甲ま
での高さ)です。
まあ、大きい場合は問題ないのですが、この時期、152
センチとか153センチと言うと、「ちっちゃいね」と必ず言
われます。体高だけを聞くとそうなのですが、体高が高く
なくても胸囲があって骨太であれば480キロ以上になる
馬もたくさんいます。ですから、体高だけで馬体重を予測
するのは無理があるように思います。体高があっても幅が
薄い馬なんてのもいますから。
しかし、調教師さんも馬主さんも「大きい」のをまず探します。
体重が重ければ仕上がりも遅いですし、成長が追いつかず
脚に問題を抱えるケースも多いように思います。大きくて丈
夫な馬が理想ですが、滅多にいないような気がしますけれ
ど・・・。ディープやステイゴールドなんか華奢ですよねぇ。
市場での「太った馬」が好まれる傾向と、馬格のある馬が好
まれる傾向。この2つがそろったら・・・・。
なかなか、この傾向は変わってきませんね。
明日の朝、平取トマトがHNKで全国放送されるそうです。
すっかり町の基幹産業となったトマトですが、隣町のむかわ
でも作付けが増えているようですし安泰ではなさそう。
農協の売り上げでも軽種馬はトマトに埋もれてしまっている
状態です(笑)。
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