あっという間に正月も過ぎ去ってしまいましたね。
昭和生まれ世代にとっては、15日が「成人の日」というのがなかなか
抜けません。15日過ぎると、今年もお産シーズンが近くなったと感じ、
種馬選ぶために架空血統表書いたり。まあ、ここ数年はパソコンで
簡単に引き出せるようになったのでラクになりましたが。
でも、今年は今ひとつ力入りませんねぇ。
社台やダーレークラスのブラックタイプのしっかりした繁殖持っている
わけでもないので、高い種馬付けても高く売れる確信が持てません
から。今の市場は、上場選考時点でブラックタイプ重視ですし。
かといって、安い種馬付けても販売価格も安く、頭数多く売らないと
売り上げを確保できないことに。1頭あたりの放牧地を広く確保しようと
すれば、飼養頭数と生産頭数を減らす必要がありますからね。1頭あ
たりの販売価格を上げる必要が出てくるわけで・・・。
昔は、ホッカイルソー付けてみたり、生産馬のレオテンザンを付けて
産駒が中央で勝利したりと、何頭かはおもしろそうな配合をしたので
すが、クラブ馬主が地方へ入り始めてから、南関東でも有力種馬の
産駒が重賞勝つように。まあ、サンデーサイレンスの大成功が他の
種馬たちを駆逐してしまったのですが。子馬が生まれて繁殖に残す
予定のある繁殖馬以外は、サンデー系を配合しようということになり
そうです。何代もかけて繁殖を残すという考えでやってきましたが、
繁殖セールで買った方が安かったりもしますしね。競走成績は別
として。
そろそろ、リボー系が頑張るかと思いましたが、まだ結果が伴いませ
んし、ミスプロの方が安心感があります。
キンカメは付けられませんが(笑)。
火傷しない程度のチャレンジ配合と、飼養管理で少しでも差を詰めるよ
う努力するしかありませんね。
今年も残りわずかとなりましたね。
ホッカイドウ競馬デビュー組は、早々にフレッシュを勝ち上がって重賞戦線
にのったので、1つくらいは・・・と思ったのですがそう上手くは行きません
でした。ただ、ラビットファレルは秋から当牧場でリフレッシュ放牧中。
最近の走りをみていると、気になっていた肩の出も良くなったようです。
中央移籍の権利はありますが、秋までホッカイドウ競馬所属でレースに
臨む予定です。今は、ホッカイドウ競馬で未勝利を勝ったシュシュと一緒
に放牧しているのですが、ラビットの方が遠慮がちにしています。
でも、レースに行くとラビットの方が良い根性見せるといのもおもしろい
ところです。
さて、ホッカイドウ競馬は存続が決まりましたが、存廃危機の競馬場は
多数。生産頭数の調整と馬の価格安定のためにも、ここまできたら
地方競馬場の統廃合が必要だと思いますね。せめて、馬主さんが
新馬を買おうと思えるような賞金を維持できないと日本では難しいよう
に思います。あとは、クラブ馬主へ参加している競馬ファンを共同馬主
や共同繁殖牝馬の所有者として取り込んで行けるか。日本の預託料では、
個人だけで負担するのは大変ですから。
それにしても、中央競馬の生産牧場ランキング・・・・・勝利数3桁って。
強力な種馬をそろえて、ファームコンサルタントを導入し、エサや放牧につい
ても新しいことに挑戦し続けているので当然の結果なのかもしれません。
ただ、ナカヤマフェスタのように、小さな牧場からでも世界に通用する馬が
出る。そんな可能性も馬産にはあるのです。
大きいところは大きいなりに、小さなところは小さいなりに努力して競馬を多
彩なものにして行きたいものです。優れた馬を生産することが、この時代を
生き残る方法と信じ、生産馬を購買していただいたオーナーに喜んでいた
だき、繁殖を預託していただいたオーナ様に満足していただけるよう最善
を尽くす。当たり前のことですが、日々反省と探求で臨みたいと思います。
「うさぎ年」は、ラビット軍団に頑張ってもらいましょう。
夕方から5センチほど雪が積もりました。
放牧地にももう少し雪がほしいと思っていたところなので、ちょうど
良いくらいです。でも、明日の天気予報は1日雪なんですよねぇ・・・・。
XPで頑張っていたパソコンがとうとう不具合。
新しいパソコンにしたので、データを移行したりでやっと普通に使える
ようになりました。7は使いやすいように思いますね。
初仕事は、年賀状(笑)。
なんとか住所まで書き終えたので、ひと言書いて明日の投函を目指し
ます。クリスマスが終われば、一気に年の瀬モードですね。
さてさて、子供たちに今夜サンタさんはくるのかな?
朝方は雨で、放牧地や厩舎周りはドロドロの状態。
明日は最高気温がマイナス2度ということで、ガチガチに地面が
固まってしまいそうです。馬も歩くのが痛そうですね。
さて、きょうは馬房内の修理。
トタンを切って、余った部分を引っぱったら運悪く右手表面をスパッ
と・・・・2センチくらい切たようで。ヨーチン塗って終わりとは行かな
そうなので病院へ。筋は大丈夫だったので、ひと安心でしたが5針
縫うことに。キズ口への麻酔は・・・なかなかの痛さ。
馬たちのケガした時の暴れる気持ちがわかったような気もします(笑)。
しばらくは、放牧の時に暴れないでほしい・・・といっても無理か。
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