今年も残りわずかとなりましたね。
ホッカイドウ競馬デビュー組は、早々にフレッシュを勝ち上がって重賞戦線
にのったので、1つくらいは・・・と思ったのですがそう上手くは行きません
でした。ただ、ラビットファレルは秋から当牧場でリフレッシュ放牧中。
最近の走りをみていると、気になっていた肩の出も良くなったようです。
中央移籍の権利はありますが、秋までホッカイドウ競馬所属でレースに
臨む予定です。今は、ホッカイドウ競馬で未勝利を勝ったシュシュと一緒
に放牧しているのですが、ラビットの方が遠慮がちにしています。
でも、レースに行くとラビットの方が良い根性見せるといのもおもしろい
ところです。
さて、ホッカイドウ競馬は存続が決まりましたが、存廃危機の競馬場は
多数。生産頭数の調整と馬の価格安定のためにも、ここまできたら
地方競馬場の統廃合が必要だと思いますね。せめて、馬主さんが
新馬を買おうと思えるような賞金を維持できないと日本では難しいよう
に思います。あとは、クラブ馬主へ参加している競馬ファンを共同馬主
や共同繁殖牝馬の所有者として取り込んで行けるか。日本の預託料では、
個人だけで負担するのは大変ですから。
それにしても、中央競馬の生産牧場ランキング・・・・・勝利数3桁って。
強力な種馬をそろえて、ファームコンサルタントを導入し、エサや放牧につい
ても新しいことに挑戦し続けているので当然の結果なのかもしれません。
ただ、ナカヤマフェスタのように、小さな牧場からでも世界に通用する馬が
出る。そんな可能性も馬産にはあるのです。
大きいところは大きいなりに、小さなところは小さいなりに努力して競馬を多
彩なものにして行きたいものです。優れた馬を生産することが、この時代を
生き残る方法と信じ、生産馬を購買していただいたオーナーに喜んでいた
だき、繁殖を預託していただいたオーナ様に満足していただけるよう最善
を尽くす。当たり前のことですが、日々反省と探求で臨みたいと思います。
「うさぎ年」は、ラビット軍団に頑張ってもらいましょう。
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