(財)競馬国際交流協会主催の「中国馬産業講演会」に行ってきました。
この講演のために来日していて、昨日の市場で多数落札した張氏も講演者
となっていました。この若さで、炭坑や不動産会社などなどを経営して牧場も
所有しており、競馬場の建設も近々行うそうです。中国経済発展で多くの富
豪が生まれているんですね。
さて、中国国内では多くの競馬場があって、サラブレッドを含む様々な品種で
レースや競技が行われているそうです。香港を除いて、ドバイと同じで賭け事が
禁止されていますから、馬を持っている馬主や企業が賞金を出してレースを行っ
ています。今回の購買されたサラブレッドは、国内の早さを競う速度競馬に出走
することになるそうです。
ただ、天津にはドバイのメイダン・グループが国際競馬場を建設することになってお
り、完成予想図はドバイに匹敵する規模でした。おそらくは、ドバイの方式を取り
入れて西洋形式の競馬を導入して行くように思いました。すでに、オセアニアや
米国のセリ会社がセリを開催するなど、各国が市場開拓に動いているようです。
最初のうちは各国から優秀な馬を買うでしょうが、国策として馬産に力を入れる
とあの広大な土地ですからねぇ。すごいことになるでしょう。
日高の牧場にも中国からの研修生が多いんですね。
いきなり、中国語で質問し出したときはビックリしました。
尖閣やレアアースなどでチャイナリスクも考える必要がありますが、これだ
けの経済力を付けた以上、後戻りはしないでしょう。
これからは、英語に中国語なのかもしれません。
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