紅葉していた葉っぱもほとんど落ちて、林の中も見通しが良くなり、あとは
雪の到来を待つような感じです。しかも、一時的でも毎日雨が降る天気で
地面もグチャグチャです。
きょうは、繁殖セール後にやって来た繁殖馬の繁殖登録の検査でした。
検査といっても申込書と特徴を見るだけですが。血統書から繁殖登録書
に変わると、競走馬としての生活からお母さんとしてのスタートとなります。
季節も11月となって来年の計画も少しずつ考えなければなりません。
しかし、突如として出てきたTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加表
明。競走馬も関税撤廃となるでしょうから、豪州から格安の馬たちが入っ
てくることになるでしょう。日本と違って、広大な放牧地で手をかけずに育
てるわけですから生産費を抑えることが可能。価格面では太刀打ちでき
ません。かといって、高額馬を作ろうとしてもそれだけの種付け料を出せ
るのか・・・・。輸出のチャンスが出て来るにしても低価格競争に耐えれ
るだけの牧場がどれだけあるのだろうか。しかも、軽種馬農家は農家と
も畜産とも明確に位置づけをしてもらっていない現状。
除外項目になるわけもない。
今年度からもらっているこども手当も、来年度からは年収で1,000万
以上の世帯には支給しないそうで。経費を引いた所得で線引きするな
らわかるけど、年収1,000万円以下の現役農家なんて北海道ではい
ないんじゃないかな。年収何千万でも経費引いたら、赤字というのは
良く聞く話(笑)。
軽種馬に戸別所得補償やるのかな、いつから?どうやって?
まったくそんな話し聞きませんけどねぇ。
寒さが身にしみる季節です。
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